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オオカミと猫























今日はハロウィンで、家のあちらこちらに可愛らしいカボチャの置物が置いてある。
撩はテレビを観ながらチラリと香を見ると、香はキッチンで昼食を作っているところで、特に変わったところはない。

ハロウィンといえば、ロクなことがない撩は、今年も香がヘンな連中に拉致されて仮装させられるのではないか、と気が気じゃない。
とりあえず、午前中、香が伝言板を見に行った時は誰にも会わなかったようで、ちょっとホッとする。
だが、問題は午後となったこれからだ。
香が誰にも会わないように言い含めておかないと、と撩がため息をついていると、いい匂いがしてきた。

「撩、ご飯できたよ」

香がにっこり笑って撩を呼ぶ。

「あぁ、今行く」

いただきます、と食べ始めた香をジッと見る撩。
それに気づいた香が小首を傾げる。

「撩?何かついてる?」
「いんや、何にも」
「ふーん。ほら、食べてよ。これからどうせナンパに行くんでしょ?」
「・・・あぁ。もっこりちゃん、いるかな?」
「さぁねー。でも、今日はハロウィンだから何か仮装した女性も・・・いないか、さすがに」
「まぁな。夜になったらクラブあたりに行けばいるかもしれないけど、昼はさすがにな」
「だよねー」

あはは、と笑って食べる香。

「おまぁは?これからどこか行くのか?」
「ん?あたしはキャッツに行こうかと思ってるけど。撩は?」
「・・・さぁ。どうすっかなぁ」
「ま、いいけど」

食べていたものを飲み込んで、撩が香を見る。
それは何かを言いたそうな顔で、香も撩を見つめる。

「撩?さっきからどうしたの?」
「香・・・」
「何?」

撩が神妙にしているので、香も思わず姿勢を正す。

「今日はハロウィンだよな?」
「うん、そうだけど。それがどうかしたの?」
「ハロウィンといえば、仮装だ。仮装といえば・・・絵梨子さんだ」
「は?絵梨子?」
「あぁ。今日は絶対に絵梨子さんに会うなよ。もし、会っても逃げてこい。解ったか?」

撩が意外にも真面目に話しているので、香はそれが可笑しくてプッと吹き出す。

「解った。絵梨子にヘンな仮装させられるんじゃないかって思ってるんでしょ」

からかう表情を香がすると、撩はムッとする。

「違う。おれじゃなくて、おまぁのことを言ってるんだよ」
「え、あたし?」

香はキョトンとする。
やっぱりコイツは解ってないな、と撩は苦笑する。

「あぁ。おまぁが彼女に拉致されると、おれがロクな目に遭わないからな」
「えー、そんなことないんじゃない?」
「そんなことあるんだよ」

・・・おれが毎回、その度にどれだけの野郎共に睨みを利かせてると思ってるんだ。
あの人はおまぁのことをある種、知り尽くしてるから余計に厄介なんだよ。
んで、おまぁがキレイになるのは解ってることだから、困るのはおれなんだっ!!

撩が内心で力説するも、表情はジト目になり、香は困ったような表情になる。

「んー、確かに絵梨子はちょっと強引なところもあるけど・・・そうかしら」
「そうなの!」

撩が断言すると、香も納得したのか、コクンと頷いた。

「うん、撩がそう言うなら解った。今日は絵梨子に会っても話すだけにしとく」
「絶対だぞ?」
「うん、絶対に。絵梨子にどんなに頼まれても仮装はしないわ」

・・・とりあえず、絵梨子さんだけ気を付けとけば大丈夫・・・か?
他のヤツは・・・大丈夫そうだし。

「よし。じゃ、食うか」
「はい、食べてね」

香が苦笑する中、ホッとしたように笑みを浮かべると、やっと撩はガツガツと食べ始める。
よっぽど絵梨子のことが心配だったのね・・・と珍しく先に食べ終わった香は撩をクスクス笑いながら見ている。

そして、ご飯を食べ終わり、片付け終えた香はキャッツに行く準備をして、撩は一足先にナンパに出かける。

「香ぃ。おれ、先に家出るからな」
「うん、いってらっしゃい」

ナンパに出たはいいけど、どうも調子が出ない。
もっこり美女はいるにはいるけど、冷たくバシッと鞄で撩を一殴りした後「ふんっ」と勢いよく髪をかきあげて去って行くという、結局、いつものパターンに終わる。
ナンパの途中、チラチラと気になるのはやっぱり香のことで。

「はぁ。今日はなんだか調子が上がらなくてナンパも上手くいかないな。ちょっと早いけど帰るか」

一瞬、あからさまにガクッとした態をとった撩は、次の瞬間にはケロっとして、のんびりと歩き出す。

「香も行くって言ってたし、ついでだから、キャッツにでも寄っていくか」

両手を頭の後ろで組んで、午後の陽ざしを受けながらキャッツへと歩いて行った。






一方の香は、片付けやら何やらで撩から遅れて家を出た。
いつもの道を歩いていたら、前からミックが歩いてきた。

「あら、ミック」
「やぁ、カオリ。元気かい?」
「うん、元気よ。ミックは?」
「おれも元気だよ。今、仕事を終えてきたところなんだ。一度、家に帰って休もうと思ってね。ところで、カオリはこれからどこへ行くんだい?」
「キャッツに行くとこだけど、大変だったわね。家でゆっくり休んでね」

香がミックを心配げに見ると、ミックは微笑んでみせる。

「カオリ。ありがとう。おれは大丈夫だよ。ところで、キャッツに行くんだったらおれも行こうかな。いいかい?」
「え?いいけど・・・。家で寝なくて平気なの?」
「大丈夫、大丈夫。おれ、そんなにヤワじゃないし。コーヒーでも飲んで頭をスッキリさせるよ」
「ホントに大丈夫?無理しないでよ」
「カオリにそんなに心配してもらえるなんて嬉しいな♪でも、ホントに大丈夫だから行こう、行こう」

と、ウキウキするかのようにミックが先を歩く。

「あ、ちょっと待ってよ、ミック」

香も後から追いかける。

「ところで撩は?」
「あぁ、撩ならいつものナンパよ」
「・・・アイツも懲りないヤツだなぁ」

ミックは苦笑する。
香とそういう仲になってだいぶ経つのに、まだ止めていないとは。

・・・ってことは、後でリョウもキャッツに来るかもしれないな。
でも、それまではカオリと一緒にいられるな。

ミックは内心でウシシ、と笑い、香の肩にちゃっかり手を置いて、歩みを促す。

「カオリ、行こう」
「うん」

傍から見たら、仲の良い恋人のように見えるかもしれない。
香はいつも通り、ミックは頬が緩みっぱなしでキャッツへ向かっていると。

「あ、香さんだっ。香さーん」
「・・・え?・・・あら、アサミさん」

前から声をかけられて走ってくるのは、撩がよく行くキャバクラの女の子、アサミだ。
香も仲良くしている顔なじみの女の子だ。
すぐ近くまで来たアサミは、やっとミックがいることに気付き

「あれ、ミックもいたんだ」

とサクッと失礼なことを言う。
ミックは思わずジト目になる。

「・・・アサミが声かける前からいたんだけど?」
「あはは、ごめんね。香さんしか見えなくて」

と、これまた失礼なことを言ってのける。

「・・・おれの立場って・・・」

若干、ふて腐れ気味のミックは置いといて、アサミは香に向き直る。

「香さんっ、電話かけたんだけど、なかなか繋がらないから、今、キャッツに行くところだったんですよ。よかったー、捕まって」
「え、あたしに用事?ごめんね、ちょっと待ってね」

ガサゴソと鞄を探し、携帯を取り出して見ると、確かにアサミから着信が入っていた。

「アサミさん、ごめんなさいね。全然気づかなかった」
「ううん、いいの。無事に捕まったから」
「え?」
「これから、一緒に来てほしいんだけど、時間ある?」
「あ、うん。時間はあるけど・・・」
「じゃ、一緒に来て」
「どこに?」
「お店!」

そう言って、アサミは香の手を取って歩き出す。

「わっ、ちょっと待って」

香が慌てて歩き出す。
1人、残されたミックは慌てて「待って、おれも行く」と後をついていった。






キャッツに着いた撩は中に入り、美樹の「いらっしゃい」という声を耳に聞きながら、香を捜す。

・・・あれ、いない?
まだ来てないのか?

「なぁ、美樹ちゃん。香は?来てないのか?」
「香さん?ううん、今日はまだ来てないけど・・・」
「へ?そうなのか?」

スツールに座って尋ねる撩に、美樹はいつものコーヒーを用意しながら答える。
香が来ていない、ということは。
まだ家にいるのか、それとも、撩の危惧したことが起きてしまったのか・・・。

まさかな・・・。
いずれにしても、まずは香に連絡だ。
電話を取り出し、香に連絡してみるものの、香が出る気配はない。
プルルル、と呼び出し音が撩の耳に入るだけ。
チッと舌打ちをしながらも美樹が出してくれたコーヒーを飲むと、美樹が面白そうな顔をして撩を見ていた。

「ねぇ、なんか機嫌悪そうだけど、香さん絡み?」
「・・・・・・」

バレバレだけど、まぁ、それも当然か。
はは・・・と顔を引きつらせて美樹を見る撩。

・・・そういえば、最近はココに来ても、もう美樹ちゃんに迫らなくなってるもんな。

撩は苦笑する。
いつの間に、自分はこんなに感情を外に出すようになったのか。
どれだけ、香のことを気にするようになったのか。

「香さんと待ち合わせでもしてるの?」
「いーや、してないけど、アイツもここに来るって言ってたからちょっと気になっただけさ」
「ふーん、もうすぐ来るんじゃない?」
「そうだな。もうすぐ来るよな。じゃぁ、その前に、美樹ちゃん、ボクちゃんと浮気しない?」

撩がニヤリと笑ってみせれば、美樹も心得たもので、面白そうにクスッと笑って「ダーメ」と言う。

「私はファルコン一筋だから、ごめんねー」

と特に気にする風でもなく、さらっと言ってのける。
その答えは解っていたものではあるものの、ちぇー、と残念がるポーズをとる。

「そういえば、海坊主は?」
「ああ、ファルコンは買い物よ」
「ふーん」

邪魔にならない程度に鳴っているBGMが撩の耳に心地好く入ってくる。
何も言わずにコーヒーを飲む撩を見ていた美樹はクスッと笑い、他愛のない話を持ち掛けて、撩も会話を楽しむ。
いつの間にか、香がいないことも気にしなくなった、そんな時に撩の携帯がメールの着信を告げた。
キャバクラの馴染みの女の子からだ。
ん?と思いながらメールを開く。
すると、

『可愛い?』

とのタイトルで、『似合ってる?』と一文のみ書かれていて、写真が添付されていたのだが・・・。
その写真を見て、撩はチッと舌打ちをした。

ガタッと立ち上がった撩に少し驚いた美樹だったけれど、何かを察したのか、クスッとからかいの表情を浮かべて尋ねてくる。

「どうかした?」
「・・・・・・帰る」

はぁ、と大袈裟にため息をついた撩は、携帯をしまう。

「悪ぃけど、今日は香、来ないぜ」
「あら、そうなの?」
「あぁ」
「そう。じゃ、明日ね」

にっこり笑顔の美樹に片手を上げてキャッツを出る撩。
出てすぐに、メールを送ってきた相手に電話をしようと思ったものの、それより、行く方が早い。
撩は内心でヤラれた、と思いつつ、その写真が写された場所へと急いだ。

撩にしては珍しく、はぁはぁ、と息を切らして着いたそこは、馴染みのキャバクラ。
こんなに走ったのはいつ以来だ?ってくらい、走った。
それもこれも、あの写真に写っていた香のせいだ。

・・・なんで、あんな・・・!
なんでまた、あんな露出の高い恰好をしてんだよ、アイツは!!
しかも、あんな表情(かお)して。
あんなカッコの香を何人の娘が写真を撮ってるんだよ。

そんなことをあれこれ思っていたら、いても立ってもいられずに、いつの間にかとにかく走っていた。
膝に手をついて息を整えた後、ドアを開けて中に入る。
何となく気配を消して進んでいくと、中から「キャー」だの「あたしもっ」だのという可愛い声が騒がしい。
こっそり覗くと・・・

そこには、まさに、撩に送られてきたメールの恰好のままの香が、まだ写真を撮られていた。
香は、女の子達からの要望に応えるべく戸惑いながらも「こう?」と言いながらポーズを取っている。
その香はというと・・・

頭には猫耳のカチューシャをつけ、身体は白い滑らかな肌を露出している。
そして、虎縞柄のビキニを着て、手を丸めて猫の手を作り、それを顔の横と鎖骨あたりにやって、小首を傾げてニャッ?とでも言いたげな格好をして。
おまけに、頬はうっすら朱に染めて、たぶん羞恥でだろうけど、瞳が少し潤んでいるように見え・・・恥ずかし気に上目遣いで周りを窺いながらポーズを取っているので、イヤでも色気は増し、扇情的に映っている。

・・・・・・。
何をやってるんだ、アイツは。
まさか、店の女の子達に仮装させられるとは・・・盲点だった。

撩が手を額にあてて、はぁぁぁぁぁぁぁぁ、と盛大なため息をついたのは云うまでもない。
さて、どうやって入って行こうか。

撩が思案していると、用があったのか輪から抜けてきた女の子が壁に凭れかかる撩を見つけて後退った。

「キャッ・・・って、ちょ、撩ちゃん?!」
「・・・あぁ」
「あぁ、ってビックリするじゃない。いるならいるって言ってよ・・・ちょっと、みんなー、撩ちゃん来たよ!」

すると、女の子の一団が一斉にクルッと振り返り、また、ワーワー騒ぎ出す。

「撩ちゃん、こっち来てっ!」
「いつからいたの?全然気づかなかった」
「香さん、めっちゃくちゃキレイなんだからー」

撩が不機嫌なのも何のその、気にもせずに撩の腕を掴み、香の方へと引っ張っていく。
香の前まで連れてこられた撩は、その明るさに一瞬、目を眇めるものの、すぐに慣れて、香と目を合わせる。
香は撩を見て「あちゃー」と、あたふたと慌てていて、撩は呆れながらそれを見る。

「香」
「う・・・撩。ごめん」

香がチラチラと上目で撩を見上げる。
2人の雰囲気が微妙になったのを見て取った周りの女の子達が慌ててフォローをし始める。

「あのねっ、撩ちゃん。私達が悪いの。怒ってる?」
「いや、怒ってないよ」
「私達が無理に香さんを連れてきたの。だから、香さんは全然悪くないんだからね?」

あわあわ、と女の子達が香のフォローをする。
でも、その一方で、香に電話をしてきたアサミが撩に「でもね、撩ちゃん」と話しかける。
撩もアサミに視線を向ける。

「私と明美さんでこの前買い物に行ったときに、偶然、この猫耳カチューシャを見つけちゃって。欲しくて思わず買っちゃったんだけど、猫娘をやりたい娘が私達の中にいなくて。香さんなら似合う、って話で盛り上がっちゃって調子に乗って衣装まで買っちゃったけど、似合ってると思わない?香さん、同性の私達が見てもすごく似合ってると思うわよ」
「・・・・・・」
「ミックだってとっても似合ってるって言ってたよ。ね?ミック」

少し離れたところにいるミックがビクッと身体をビクつかせる。

「・・・あぁん?ミックだぁ?!」

途端、凄みを利かせたような低い声で撩がミックを睨む。
あは、あは、あははー、と引きつった笑みを浮かべるミック。

「なんでお前がここにいるんだよ」
「あ、ミックはね。香さんと一緒にいたの。私が香さんを連れてきたときに一緒に来ちゃったのよね」

アサミが理由を話すと、撩はミックをジロリと見る。
今度はミックがあわあわし出す。

「い、いや、リョウ。落ち着け。おれはな?ただ、カオリがアサミに連れていかれるのが心配で、どうなるのかなー、って思って一緒について行っただけなんだ。ま、まさか、カオリがこんな恰好をすることになるとはおれだって思ってなかったんだよ!」
「とかなんとか言いつつ、しっかりスマホを握ってるのは何でだ?」

ミックの右手にはスマホがしっかりと握られていて、ハッとする。

「お、落ち着けっ!リョウっ。確かにこれは手に握ってるけど、それだけだっ!決してこれでカオリの写真なんて撮ってないっ!!」
「・・・・・・」

言い切ってから、またしてもハッとするミック。
撩が冷たい視線を向けると、いやいやいや、と手を顔の前で大きく横に振る。

「ち、違うっ。いや、確かに撮った。撮ったけど、おれはそれをミキにもメールで送ってあげようとして・・・っ。おいっ、リョウ、ホントにホント。マジだからな?決して、おれが自分で楽しもうとか思って・・・な・・・い・・・」

言ってる途中で、ポロッと本音が口から出たミックは、サーッと顔が青くなる。

「あ・・・あれっ?おっかしーなー。おれ、今、なんか・・・言っちまった・・・?」

撩を窺いながら、あはは・・・と苦笑するミック。
撩はミックを見据えたまま、はぁぁ、と大きなため息をついて、スイと手を出す。

「貸せ」
「・・・・・・げ」

頬を引きつらせるミックをよそに、撩は再度同じ言葉を告げた。

「さっさとしろよ。出ないとそれごとブッ壊すぞ?」
「・・・・・・」

ミックは何やらブツブツ言いながら撩にスマホを出す。
それを取ると操作していき、今の香の恰好の写真を選んで消去していく。
本当はすべて消してやろうかと思ったが、ふと、とある写真に目が止まるとフッと微笑って、消去したいものを消去してから、それをミックに返した。
ミックは慌てて中身を確認して、撩が見たそれを見つけると、ホッとした顔をして、それを仕舞った。

「感謝しろよ?アレを見つけてなかったら、たぶん、全部の写真を消してたぜ」
「・・・おい、これはおれのだぞ?」

ミックは苦笑しながらも、撩にフッと笑みを浮かべる。

「・・・あぁ、感謝するよ」

撩もニヤリと笑う。
撩が見つけた"アレ"とは、かずえの笑顔のショットだった。
たぶん、ミックにしか見せない極上の笑顔。

撩もそれを知っている。
好きな女ができて、彼女と想いが通じて、初めて知った胸の疼き。
惚れた女が自分に向けてだけ見せる極上の笑顔は、何物にも勝り、すごい威力を見せる。
それを見るだけで、モヤモヤしたものがなくなり、甘い胸の疼きを残す。
自分の携帯にも実はとってある、それ。
ミックのそれを見て、香のことをなんだかんだ言いながら結局、かずえが一番なんだ、と。
そう考えると、なんだか可笑しくなる。

ククッと撩が笑うと、ミックが居心地の悪そうな、イヤそうな顔をするので、ますます撩は笑いが込み上げてくる。
その後、一頻り笑うと、さーて、と視線を香に向ける。
香がピクリと僅かに身体を震わせた。

撩は香に近づいていくと、一言だけ告げた。

「帰るぞ」
「・・・・・・うん」

香は1つ頷いて、申し訳なさそうに女の子達に向き直る。

「ごめんね。あたし、帰るわね」

香がそう言うと、女の子達はすぐに焦る。

「えっ、ちょっと待ってよ。私達、まだ写真撮ってないわよ。今、ちょっと着替えてくるからちょっと待っててよ」
「ねぇ、撩ちゃん、もうちょっと待っててよ。っていうか、撩ちゃんも写真撮ってあげる。ほら、こっち来て、香さんの隣に並んでよ」

撩は背中を押されて香の横へ。

「え・・・」

香は驚いて撩を見ると、撩も不本意ながらも香の横を動かないし、香に対し、何かを云うこともない。
グッと撩に近づいた香が、撩を窺うように見つめて小声で話しかけてくる。

「撩・・・?」
「・・・また、おまぁはなんつーカッコをしてるんだ」
「・・・ごめん。あたしもまさかこんなことになるとは思わなかったのよ」

はぁ。
小声で返しながら、内心でため息をつく撩。

・・・いつもこうだ。
香は誰に対しても無防備すぎる。
警戒することがないんだよな。
だからこそ、誰からも愛される存在なんだろうけど。
そして、おれは、そんな女に惚れちまったってわけ・・・か。

撩はジッと、瞳に若干の不安の色を見せる香を見つめた後、フッと諦めたように微笑い、額にデコピンをかます。

「痛っ・・・いったーい」
「勝手にんなカッコしたバツだ」
「でも、絵梨子には捕まってないわよ」
「ばーか。仮装させようとするヤツは誰でもだってーの」
「えー・・・そんな話聞いてないけど?」

香が少々ムッとすると、撩はクッと片方の口角を上げて笑う。

「んー・・・今言った」
「もうー」

そして、2人して苦笑する。
実は、2人が小声で話してる間にも、女の子達は写真をカシャカシャ撮っていて、いつの間にか、撩の手は香の腰に回し、香を抱き寄せるように支えている。

それに気づいた香が、今度は、ちょっとはにかむような、そんな笑みで撩を見上げ、また小声で話しかける。

「撩」
「ん?」
「ごめんね」
「あぁ。もういいよ」
「ホント?」
「あぁ」
「よかった」
「そのかわり、家でもう1回その服着ろよ?」
「・・・はぁ?!」

顔を真っ赤にして、最後の「はぁ?!」だけ大声になった香が撩と距離をとって撩をマジマジと見る。
すると、撩はニヤリと笑って、香を見つめ返す。

「当然だろ?それで許してやるよ」
「ちょ・・・っ、なんであたしが撩に許してもらわなきゃいけないのよ」
「おまえが言うこと聞かないからだろ?」
「なんですってー?!あたしはちゃんと聞いたわよ。絵梨子とは会ってもないし、話してないもの」
「だから・・・っ」

―――家でそれをもう1回着て、猫娘になってくれたらチャラにしてやる。

香の耳元で低く囁かれて、香がピクンとなった後、顔がさらに赤く染まり、思わず耳を押さえる香。

「なっ、何言ってるのよ。そんなことできるわけないじゃないっ」
「・・・じゃ、待ってろよ」

撩はニヤリとそれはもう意地の悪そうな笑みを浮かべると、アサミのもとへ向かう。

「なぁ、アサミちゃん。今、香が着てる服さ。今日、持って帰っても大丈夫?」
「あ・・・ええ。大丈夫だよ・・・っていうか、それ、香さんにあげるわ」
「えっ、マジ?」

撩の眼がキラッと光る。

「うん。元々あれは香さんにって買ってきたものだし、なんか撩ちゃんと微妙な雰囲気になってるみたいだし、ね」
「おっ、やりぃ。サンキュ」

香の元へ戻った撩はにっこりと笑う。

「いいってよ。だから、これ、持って帰れよ」
「ええっ?!」
「その代り、香さんの写真、もっと撮らせてよ。私達、これから着替えてくるから」

アサミはそう言って、にっこり笑うと、キャッキャ言いながらほかの娘と一緒に着替えに行く。
これからの時間のことを思えばこれくらい、と撩はOKを出した。

「ええっ?!ちょっと、撩?アンタ、何言って・・・」

そして、そんな状況を飲み込めてなく、1人慌てる香をよそに、着替え終えた女の子達が続々と集まって、写真撮り大会が始まる。
それを横目に見ながら撩がカウンターのスツールに座ると、カウンターの中にいたママがクスッと笑いながら、撩に出したのは麦茶だ。

「撩ちゃんったら。もっと素直になりなさいよ。あれじゃ、香ちゃんがかわいそうよ?」
「・・・おれは十分素直だけど?」

おどけて言う撩に、ママは呆れたように苦笑する。

「ま、いいけど。猫娘の香ちゃんのこと、ちゃんと可愛がってあげるのよ」
「・・・まぁな」

・・・当然だろ。

内心、ニヤリと笑いながらそう思い、麦茶をゴクゴクッと一気に飲み干した。
一方、素直じゃないわね、と内心でため息をつくママ。

撩が視線を向ける先にママも向けると、そこには指示に従いながら女の子と写真を撮られている香の姿があった。
そして、撩が向けるその眼差しは、とても優しくて、ママはクスッと笑う。
そこにミックが来て、撩の隣にどかっと座る。

「ったく、せっかくおれが撮った写真がパーだ」

とかブツブツ言っているので、呆れた撩が言い放つ。

「ブツブツうるせーな。んなこと言ってっと、パイソンぶっ放すぞ?」
「わー、待て待て。そんなことでいちいちパイソンぶっ放されちゃたまんねーって」

ミックが慌てて撩を押さえる。

「だったら黙ってろ」
「わー、ひでぇ」

ミックはカウンターに突っ伏して、ママが出してくれた酒を飲む。
ミックに訊けば、今かずえは教授と大阪だという。
あぁ、それで香にちょっかい出すのか、とようやく納得した。
でも、それはそれ、これはこれ、だ。

撩は未だ写真を撮り続けている女の子達の輪の中へ歩き出した。
その中心にいる香の元へ。
撩が来たのを見つけた香が、待ってたかのように、ホッとしてからぱぁっと嬉しそうな顔をする。

「撩っ」
「じゃ、そろそろ帰るか」
「うんっ」
「ってわけで、写真会、終了ー」

「えーっ!!」

サクッと事を進めた撩は香が着替えに行くのを見て、ホッとする。
香が着替え終わるのを待っていた撩の元に、次々に女の子達がデジカメを見せに来た。

「撩ちゃん、見てよ。香さん、すっごくキレイでしょー」

と自慢をしてくるだけだったけれど。
撩は、色んな角度から撮られてる香を見て、内心、ちょっと欲しいか?と思ったものの、ビキニはもらえるんだし、後で家でゆっくり見ればいいことで、そこはしっかり見るだけ見ておいて、余裕の笑顔で乗り切った。

「撩、お待たせ」

戻ってきた香に撩もフッと笑みを見せ「じゃぁな」と言って片手を上げると、もう片方の手で香の肩を抱く。
香も恥ずかしそうにはにかんで、ペコリと頭を下げて撩に促されて店を出て行った。

2人が帰った後、荒れたのはミックで「くっそー」だの「リョウのバカ野郎」だの叫びながら店に残り、女の子達に慰められながら酒を呷ったとか。

撩と香は、すっかり夕方から夜になろうとしている空の下、撩が香の肩を抱く形で歩いていく。

「あ、あの、撩」
「ん?」
「ホントに・・・帰ったらこの服、着るの?」

2人して、香が持っている紙袋を覗き込む。
中には、先ほどまで香が着ていた虎縞柄のビキニと猫耳カチューシャが入っている。
2人で顔を見合わせると、撩がニヤリと笑う。

「当ったり前だろ?おれ、あのカッコ、まだちゃんと見てないから、しっかり見せてもらわないとな」
「嘘っ。さっき来た時に見てるでしょ?撩のことだから、見てたわよね?」

香からの問いには、ニヤリと笑うことで応える。

「いや、着ないからね、あたし。こんなん着て料理しろっての?無理よ」
「料理?んなもんしなくていいって。おれがおまぁを喰うから」
「ええっ?!」

驚いた香が撩から後退ろうとしたものの、肩をがっしりと掴まれているので、それもできず、ただ、真っ赤になって撩を見上げるが、撩はしれっと言ってのける。

「その後、腹が減ったらその時考えればいいだろ?」
「よくないっ」
「いやー、楽しみだなぁ」
「何が楽しみなのよっ」

ウキウキした撩と、これからどうなるのか不安になる香が家に帰るまで、もう少し・・・。












家につき、リビングまで来ると、香はそのままキッチンへ、撩はどかっと椅子に座る。
そして、お茶を淹れると1つを撩に出す。
香は撩の向かいに座ると、チラと窺うように撩を見る。

「・・・ねぇ、撩」
「あん?」
「あのさ・・・ホントに・・・」
「着ろよ」

香の言いたかったことを察して、香の言葉を遮って撩が先に答える。
すると、香が目を見開いてパチパチと瞬きをする。

「え゛・・・ホントに?ホントに着るの?これを?!」
「当然だろ。今日しかハロウィンないんだし、今着なかったらいつ着るんだよ」

撩がしれっと言い放つと、香の頬が染まる。

「・・・だって、こんなカッコ・・・恥ずかしい・・・じゃない」
「とか言って、ミックには見せてたじゃねぇかよ」
「・・・っ!それは、ミックもついてきちゃったし、仕方なかったのよ」
「だから、おれにも見せろよ」
「撩?」
「・・・おれだけに」

その撩の言葉に香は顔が真っ赤になり、しどろもどろになる。

「あの、でも・・・っ、あたしだけ・・・ってすごく、恥ずかしい、っていうか・・・」

チラ、と上目で撩を見る。

「撩はそのままなんでしょ?」
「そのままって?」
「だから・・・っ、仮装とか、しないんでしょ?」

小さな声が撩の耳に届いて、香を見ると、恥ずかし気に俯いて、チラチラと撩を窺っている。
それを見て、撩はクスッと笑い、先ほどの店での女の子達とのやりとりを思い出す。
香が着替えに行っている時に交わしたやりとりだ。

『ねぇ、香さんが猫娘になったら、撩ちゃんは何の仮装をするの?』
『おれ?おれはいいよ、このままで』
『えー、撩ちゃんも何か仮装したら?』
『だって、そんなのないし』
『あら、撩ちゃんは何も仮装なんていらないわよ』
『えっ?いらないって?』
『だって、撩ちゃんはいつだって香さんに対して下心を持ってるわけだから、何も仮装なんてなくても狼男になれるでしょ?満月じゃなくても』
『あぁ~、狼男ねぇ。撩ちゃんにバッチリじゃない』
『・・・なるほどね。そりゃ、いいかもな』
『あ・・・撩ちゃんがなんか企んでる(笑)』

というようなやりとりを思い出してククッと楽しそうに笑うと、香が訝し気な表情になる。

「ちょっと、撩?何よ、思い出し笑い?」
「あぁ、ちょっとな。それと、おれも仮装するから、おまぁも着替えてこいよ。それならいいだろ?」
「え・・・?撩も仮装、するの?」

むしろ、そっちの方が驚いたらしい香が、目を丸くしてキョトンとしていて、それを見て撩がククッと微笑う。

「あぁ。だから、な?」
「・・・・・・うん」

まだ、納得がいかない顔をしているものの、撩も仮装をする、と云われてしまっては仕方がない。
香は紙袋を持って渋々ながら部屋へ行った。

撩はニヤリと笑い、

「さーてと。おれも"着替え"をするか」

そう言い、徐に着ている服を脱ぎ、上半身裸になる。
ボトムスは穿いているものの、ボタンを外し、ジッパーも下ろして、すぐにでも脱げるようにしておく。

・・・まぁ、下半身は一応服を着ているわけだし、特に耳をつけるわけでも牙をつけるわけでもないし、狼男に見えるかどうかは解らないけどな。

香の反応を思うと、それだけで笑いが込み上げてくる。
それから少しして、香が恥ずかしそうに近づいてきた。

さっきとは違い、恥じらいを見せるあたり、少しは自分のことを特別だと思ってくれている、ということだろうか。
撩は、甘い疼きを胸に感じ、恥じらいが見せる色気に下半身が熱を帯びだしてくる。

「撩・・・着てきたよ。これで・・・いい?」
「・・・あぁ」

香はさっき見た恰好をしていて、先ほど見たよりも頬を朱に染めていて、表情に、仕草に、ハッキリと分かる身体のラインに色気を感じ、熱が高まってくる。

一方、香は撩を見た時から、あれ?と思っていたものの、そばに近づいて、自分の思っていた通りだったと解り、ボボッと頬が赤くなった。
鍛え上げられた上半身を惜しげもなく香に晒していて、何度も撩の裸を見ているはずなのに、胸がドキドキする。
目のやり場に困りながらも離せないでいて、顔は熱を持つばかりだ。

「な、なんで上が裸なのよ」

胸の高鳴りを撩に悟らせないように誤魔化そうとするものの、誤魔化しきれずに焦りながらアワアワしていると、思った通りの香の反応に、撩はククッと口角を上げる。

「さあ、なんでだろうなぁ?」

楽しそうにそう言うと、香に一歩ずつ近づく。

「なんでだと思う?」
「そんなの・・・解らないよ」
「・・・さっき言っただろ?おれも仮装するって。これがそうなんだけど」
「これが?ただの上半身裸姿じゃない」

確かにそう云われてしまえば身も蓋もない。
その通りなのだから。

撩がプッと吹き出す。

「確かにそうだよな。でも・・・」

スッと香の眼の前に立つと、香の頬に手を添えて、くいっと頤を持ち上げると同時に、噛みつくように紅い唇に吸い付く。
何度も何度も甘いそれを貪る。

「・・・はぁ・・・っ」

浅く息をする香を見て、甘い光を宿す撩。
潤んだ瞳で、撩を見上げて撩の胸に手をついて、身体を支える香。

「これで解った?」

撩がクスッと笑うと、香が力なく首を横に振る。

「分からないわよ・・・」

緩やかに括れている腰に手を回して香を支えて、抱き寄せると香の耳元にそっと囁く。

「男が惚れた女を襲う時、何になると思う?」

撩の息が耳にかかって擽ったいのだろう、香が肩を竦めて少し身を捩る。
でも、一応考えているのだろう、「え・・・なに?」と声を出す。
その声すら今は甘くて、撩は耳朶を甘噛みして、ペロッと舐める。

「ひゃぁっ」

香が一際高い声を出し、思考を中断させる。

「なんだと思う?」
「分からない・・・ってば。・・・んあっ・・・」

撩はクスクス笑いながら舌を耳から首へと下ろしていく。
手は香の反応を楽しむように背中を撫でている。
やがて、その手が止まり、また耳元で囁く。

「じゃぁ、教えてやるよ」

そして、首筋に吸い付いて紅い華を咲かせる。

「答えは・・・」

撩が香を見上げて、クッと笑んで低く囁く。

「オオカミ」
「・・・っ!」

香と視線を絡ませる撩の瞳は男のそれで、熱いものが滾って見えて、香の顔と云わず、身体すべてが熱を持つ。
撩の言葉に身体が熱くなる。
撩はその瞳で香を射抜くように見つめ、香は思わず後退る。
香が後退れば、撩がそれを追いかける。

やがて、香の背中にトンと当たるものがあり、ビクッと身体を竦ませる。
香の後ろは壁しかない。
そこに撩が迫ってきて、手を香のすぐ横の壁にドンとつく。

撩の視線が上から下まで香の身体を動いていく。
虎縞柄のビキニは男が見れば、誰でも扇情的に見え、おまけに瞳は潤んで頬は朱に染まっている。
おまけに、それは撩が惚れた女で。
露出した白い柔肌が灯りで眩しい。
触れたい、と思うのは当然の欲求だと思う。

香と近距離で視線を絡ませ、フッと微笑う。

「どう?おれのオオカミっぷりは。おれなら地でいけるって云われたんだけど」
「う・・・うん・・・そうだね」

似合ってる、とも言えない香は、なんて言っていいか解らず、ただ、俯いて頷くだけしかできず、内心焦る。
答えになってない答えに、撩はククッと可笑しそうに肩を揺らす。

「じゃぁ・・・」

くいっと香を上向かせると、もう1回視線を合わせる。
香が息を呑んだのが分かった。

「抱くぞ」

香はただ目を見開き、撩を見つめるだけだ。
そんな香を優しく見つめ、クスッと意地悪そうに笑む。

「まぁ、オオカミだし?」

と訳の解らないことを云うと、香を抱き上げ、ソファへと横たえる。
猫娘な香を上から改めて見ると、撩はクスッと笑う。

「猫とオオカミか。いい組み合わせじゃん」
「!」

香が顔を真っ赤にすると、撩が1つキスを落とす。
そして、耳元で甘く囁く。

「・・・似合ってる」
「・・・え」

香の胸がドキッと大きく高鳴る。
それからトクトクトク・・・と鼓動が速くなる。

香が撩をジッと見つめると、撩が苦笑する。

「そんな見つめるなって。照れるだろ」

そう言いつつ、香に触れる手は大胆に身体を這う。
そして、撩がチュッとリップ音をさせてキスすると、香を見る。

「オオカミ男と猫娘。パートナーとして最高だな」

香にフッと微笑むと、香も嬉しそうにはにかむ。

「うん・・・そうだね」

香が撩の背中に手を回すと、撩は香の肌に吸い付いた。

「じゃ、オオカミの本領発揮、してもいいか?」
「・・・・・・うん」

香が恥ずかしそうに小さく頷くと、撩も嬉しそうに微笑み、香の肌に所有の印をつけるために唇を寄せた。





+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

<あとがき>
というわけで、ハロウィンです(^^♪
これは、出かけ先で見かけた女の子と男の子が、耳に猫耳カチューシャをつけて「ニャー」「ニャー」言って騒いでいたのを見て可愛いなぁ、と思い、これでハロウィンネタで描いてみようかなー、と思って書いてみました(*^▽^*)
いかがだったでしょうか♪
結局、何が言いたかったのか解らない話になってしまってますね(>_<)
どうもすみませんっm(__)m
ミックがかわいそうなことになってるような気がしますが(笑)そんなミックが私は大好きですっっっ(≧▽≦)
本当は家に帰るまでの話にするつもりだったんです。
それで、家に帰ってからはおまけSSにするつもりだったんですが・・・。
でも、家に帰るまでの話だとチューしてないんですよね、実は(^^ゞ
なので、一気に描いてしまいましたvv
そして、やってしまった、壁ドンvvv
その光景を思い浮かべてドキドキしながら描きましたvv
壁ドン、描いてて楽しかったー(´艸`*)
最後まで読んで下さった皆様、どうもありがとうございましたvvv

【 2014/11/02 (Sun) 】 NOVEL | TB(-) | CM(0)
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撩&香の一コマ♪
プロフィール

実梨

Author:実梨
シティーハンターが好きで、二次創作を始めました(^^ゞ
カッコいいリョウと可愛い香ちゃんを目指して、日常の色んな2人を描いていけたらいいな、と思ってますv
初心者なので、まだまだ未熟で駄文ばかりではありますが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです♪

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